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2013/11/24

住みたい家。

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これまで家づくりを計画してきて、段階に沿っていろいろ検討を重ねてきた。
ざっくり言って、まずは間取り、次に設備、そして内外の仕上げ。
ここまで約10カ月。いろいろ考えてきたが、一番迷い、考えたのが、外観を含む全体の雰囲気。
自分の住む家を建てる以上、やっぱりカッコいい家に住みたいものである。
でも、カッコいい家とはどんな家なのだろうか。
人並みに、書店で建築雑誌や地域の実例集なんかをひと通り眺めてみる。
おしゃれな家々が次々出てくる。

スタイリッシュモダンな家。
箱のようなすっきりとしたデザインがスタイリッシュでモダン。
触れれば切れそうに直線的なデザインで、内装もシュッとした色遣いで、ダイニングなんかはもうバーみたいな感じなんですよね?
水道の蛇口とか、ドイツ製だったりするんですよね?
施主支給!なんて言って。
でも残念ながら、僕はそんなにスタイリッシュでモダンな人間ではありません。

南欧風。
なんとなく白壁で、レンガ色の瓦が乗ってて、アーチなんかもついてて、屋根の下あたりには鉄製のぐにゃぐにゃっとした飾りがついていたりするんですよね?
シャビーな雰囲気を出したり、ドアにはステンドグラスをはめ込んだりして。
でも残念ながら、僕は南欧に行ったことがないので、南欧がどこのことを指すのか、南欧風がなんなのかも知りません。

数寄屋風。
デーンと門が構えてて、デーンと鬼瓦が乗っていて、壁は黄土色やくすんだウグイス色なんですよね?
頑固な爺ちゃんなんかも標準装備で、お嫁さんとけんかしたりするんですよね?
でも残念ながら、僕はお茶を嗜みませんし、うちの土地は狭く、僕の爺ちゃんもいません。

その他白っぽくて背が高い家。
屋根は片流れで、半分3階建てでスペースを有効活用できて、家事に育児に大忙しなパパやママ大助かりの家なんですよね?
パパのための2畳くらいの書斎や、ママのためのパソコンスペース、親子で勉強できる机が廊下にあったりするんですよね?
白っぽいから、なんかおしゃれげですよね。
コストもそこそこ、住みやすさ満点、いいですよね。

とにかく、どの家も「おしゃれ」だ。
雑誌に乗るようなお家だから当然なのかもしれないが、どれも「おしゃれ」で住みやすい「理想」の家だ。
だが残念なことに、どの家も自分たちが住むことをイメージできない。
自分たちがそこに住んで、最も違和感がなく、落ち着く雰囲気をよーく思い描いてみる。

僕も妻も、ものごころついたときから日本人なので、やっぱり和風だ。
それも数寄屋風とか豪勢なやつじゃなくて、町家のような庶民の家。
我々はこれまで、各地の城下町や宿場町を訪れて、そこにある街並みや建物に大いに親しみを持つようになった。
そして、それらの建物のディティールが持つ背景や歴史。
我々が南欧風に住む理由はひとつも見つけられないが、こういった家に住む理由、住みたいと思う理由は、ありそうだ。

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