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2012/10/10

快速独逸阿房列車 その2

快速独逸阿房列車第2回目。
3日目から4日目のシュツットガルトからバンベルクまでを辿る。

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M2 /DR Summicron 50mmF2 /シュツットガルト中央駅


平成24年9月17日月曜日。
シュツットガルト中央駅発10:07のICEに乗り、ニュルンベルクで別のICEに乗り換え、バンベルク中央駅着は13:52。
とりあえず観光案内所で地図を手に入れるところから始めなければならない。
見渡すと、それらしき小屋があり、窓口から男が身を乗り出して外を眺めている。
暇をもてあまし、観光客を今か今かと待ち受けている様子にも見える。
「アロッ、地図ありますか?」
「ノーッ!」
そう言って男は自信満々の態度で別の方向を指差す。
…。
なんだよ。無いのかよ。
どうやらそこは観光客向けのインフォメーションセンターではなかったらしい。
初めてやってくる観光客に誤解を与えるような態度は厳に慎んで頂きたい。

宿のチェックインにはまだ早かったが、チェックインさせてもらって荷物を下ろす。
さあ、いよいよ街歩きだ。
シュツットガルトでは兄夫婦が一緒だったので何でもやってもらえたが、我々の旅はここからが本番といえる。

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M2 /DR Summicron 50mmF2 /バンベルク市街

バンベルクの街は古く、旧市街には中世の建物が現存する。
僕の頭の中には、本で見た、丘らしき高台からベンガラ色の屋根が折り重なるような旧市街を見下ろした写真が印象に残っており、その場所を目指し、坂を上ってゆく。
その本は、前回ドイツに行くときに購入した、世界遺産を紹介する薄い静かな本だった。

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それほど広くない旧市街に、目的の場所を見つけるのに時間はそうかからなかった。
まさに、ここだ。

翌朝8時頃、散歩に出かける。
外は寒く、吐く息が白い。

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ドイツでは極力ひとつの街に2泊連泊するようなスケジュールにしていたけれど、ここではその後の日程の都合から、1泊しかできない。
それほど注目を集める見所がある訳でもないが、名残惜しい。

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ここバンベルクも、前回訪れたシュパイヤという街も、さっきの世界遺産を紹介する本で見つけた街だ。
おいしい料理を紹介するでも、名産を紹介するでもなく、淡々と街並みを紹介するだけの本だけど、バンベルクもシュパイヤも、とてもい印象だ。
この本の紹介する場所に、間違いはないようだ。
間違いがないというよりも、我々の好みに合っているというだけなのだろうけれど。

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世間さまは火曜日の朝。
みんな出勤だ。

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お店も開店の支度。

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そんな平日のさなか、我々は旅を続ける。
これを書いている今は日常の真っただ中だが、バンベルクにいた当時そこにあった非日常は、まだまだ続いた。

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コメント

ヨーロッパには、自然もだけど、古い街並みを大事にしますよね。
それ、いいなあと思う。
日本でも京都とかはそうなんだろうけど、結構、今はビル建てちゃったりとかしちゃうじゃないですか?

京都の古民家とかを観ると、例えば玄関に引き戸が離れて2枚あって、夏場たがいちがいに開けておけば、風は通るけど中は見えない仕組みになってたりとか、知恵が活かされてるんですよね。

ヨーロッパの人たちは、そういうのを知ってて、だから大事にしたいんじゃないかな、と勝手に思ってるんですが。
日本人は善くも悪くも、どんどん新しいものに飛びついちゃうから。

brixさんの写真を観て、そんなことを考えました。

M2のくだりは、やっぱりと思いました。
海外のファッションブログとか観てると、コレクションの会場にいる人たちがもってるのは、やっぱりニコンかキャノンですね。
どこかで読んだけど、若木真吾さんはM6ユーザーらしいですね。
結局M6に戻るというか、画角を欲するらしいです。

投稿: roro | 2012/10/12 20:11

確かに日本は木造だからってのもあるのかも知れないけど、
建物の様相もかなり変わってしまっているようですね。
ドイツでは、空襲でやられても、また従前と同じように建て直す、というのだから凄いもんです。

ほんと、ニコンとキヤノンはすごいですよね。
日本の最大の輸出品目なんじゃないかってくらい。
若木さんって、僕は知らなかったんですが、プロも結構M6使っているようですね。
最近はM9もあるけど、ちょっと前くらいは、仕事はデジイチ、プライベートはライカ、
で露出計もあって気楽、ってんでM6?な感じみたいです。
そうそう、あの荒木経惟もM6使ってましたね。

投稿: brix | 2012/10/21 21:53

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