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2011/04/03

ホーズ社のジョウロ

春になり、草木が芽吹く季節になった。
昨年はミニトマトやハーブを植え、病気の発生に悩ませられながらも、けっこう収穫させてもらい、食べた。
今年は小ねぎと小にんじんを植えるつもりだ。
ついては、ジョウロが欲しい。
昨年はおもちゃの水差や洗面器、バケツなどで代用したが、それでは草木の心証がよくない。
ちゃんとしたジョウロが欲しい。
ジョウロなんていくらでもある、と思い、ホームセンターを眺めてみると、気にいったものがありそうで、ない。

よくあるのはプラスチック製の黄緑や青いやつ。
手軽だし、サイズも様々。これにしようか。
いや待てよ、そのうちプラスチックがカピカピになって割れてくるのは嫌だ。
またその頃に買い直せばいいか…。

同じホームセンターでは、国産のブリキのも売っている。
なんとか印…老舗っぽいところで作っていて硬派だ。
これもいいな。
プラスチックのより値段は高いが、長持ちしそうだ。

園芸店へ行ってみる。
洋風の植木鉢やバケツなど、洒落た園芸用品もたくさん置いてある。
薄緑やクリームのパステル色のジョウロもある。
これにしようか。
少々作りは荒いが、良さそうだ。
しかしブリキのよりも値段はさらに高い。迷うところ。

ジョウロひとつ買うにも、なかなか難儀である。

妻が愛読している『暮しの手帖』に「メイドインいいもの」という連載がある。
その最新号で、イギリスのホーズ社というところのジョウロが紹介されていた。
ホーズ社は1886年にひとりの園芸家によって創業され、一貫して園芸用品だけを作り続けている老舗とのこと。
ここのジョウロは、曰く「とにかく草木への思いやりに満ちた」ジョウロらしい。
イギリスといえば庭仕事。そんな国の老舗のジョウロ、どんなものだろう。
たまたまジョウロが欲しい時期に載ったこの記事、これも縁と思い、ここでジョウロ選びを決着させることにした。
これを買えば、二度とジョウロ選びに悩むことも、買い直すこともないだろう。

L1130630_640

そうして、艶やかな赤色に塗られたジョウロが届いた。
持ち手は角がなく、手に優しい。
本体は頑丈でずっしりとしており、これに水をなみなみと湛えたら、けっこうな重さになりそうだ。
色がはげたら塗り直し、さびたら磨いて、ずっと使っていこう。
まだ種を植えてはいないから、使っていないが、これで水やりをすれば、きっといいねぎやにんじんが育つに違いない。
手作りのプランターに植えたどんぐりは、まだ芽を出さない。

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