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2009年3月の記事

2009/03/29

もし。

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Leica M6 /Planar T*50mmF2 /DNP CENTURIA100 /新潟市古町

どちらまで?

夜になれば賑わう繁華街。
ひっそりとしている休日の昼間、白いネコの後をついてずんずん歩いていったら、
彼(彼女?)は、別の黒いネコと合流し、さらに細い路地裏へと消えていった。
どうもお邪魔しました。

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2009/03/23

おとな買い?

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連休中、新潟へ行った際に立ち寄った某カメラ量販店で、ネガフィルムを25本まとめて買った。
既に生産中止が発表されているDNP CENTURIAだ。
ISO400の36枚撮りが、1本たったの140円。
もともとは「お一人様3本まで」とかあったようだが、それでも在庫が捌けなかったのか、全くの投売り状態。
たくさん欲しいところだが、カメラ屋には買い物カゴが置いておらず、意外とレジまで一度にたくさん持っていくのは難しい。一人では一度に10本くらいが限度である。
それならば数回に分けてレジまで運べばよいのだが、それはいかにも欲深そうでいけない。
結局、小心者で、欲深いのに欲深いところを見せたくない僕は、1軒目で10本、2軒目で5本、3件目で10本という、みっともない買い方をしたのだった(新潟市内には某カメラ量販店は数件あるのだ)。
2軒目で5本と、いきなりトーンダウンしたのは、つい懐事情を慮ってしまった結果と見られる。

このDNPのネガフィルム、ほんの数年前に出たばかりなのに生産中止とは非常に残念である。
この機会にISO100の36枚撮りも確保しておきたいところだが、DNPのそれは投げ売られてはいないようなので、他に安くて気軽に撮れるネガフィルムを買っておくならば、もう業務用のコダックをまとめ買いするしかないようだ。

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2009/03/15

漁港にて

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先週の日曜日、前日の陰気な天気とはうって変わって、なかなかのお出かけ日和に恵まれた。
そこで、国道8号を西へ向けて、親不知辺りまで行ってみることにした。
その途中、小さな漁村に立ち寄った。
僕は海のない盆地で育ったためか、漁港があれば気にかかる。
中学の頃、海水浴の帰りに立ち寄った曇天下の漁港があまりにも陰鬱で、全く気が滅入るような景色だったので喜んで絵に描いた。
以来、国道の高架下にあるような漁港には出来るだけ立ち寄ってみることにしている。

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Leica M6 /Planar T*50mmF2 /DNP CENTURIA100 /糸魚川市内

ところで、小さな漁村は僕のような余所者がカメラをぶら下げて歩くにはちょっと居心地が悪い。
集落の密度が異様に濃いというか、人の家の庭を無断で歩き回るような居心地の悪さがついて回る。
家の前にはたくさん洗濯物が干してあるし、海の男はおっかなそうだし、漁協の周りで忙しそうに網をほどいているおばちゃんには取り付く島がない。
まあそう思っているのはこっちだけなのかも知れないが、努めて胸を張り、堂々と闊歩することとする。

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その後、カメラをM6からDianaに持ち替えて、親不知駅などいくつかの無人駅で写真を撮りながら、道の駅「越後市振の関」まで行って引き返すこととする。
近くの市振海岸の駐車場でクルマを停め、車内で昼食。
毎度おなじみのこの風景、今回は道の駅で買ったおにぎり、中身は昆布と梅である。

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2009/03/13

ブルートレイン

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明日のJRのダイヤ改正で、東京発のブルートレイン「はやぶさ・富士」が廃止となる。
中学の頃まで大の鉄道好きだった僕としては、無視できないニュースだ。

僕が子供の頃、ブルートレインに乗るのは夢のまた夢、実際に目にすることすら難しかった。
当時、地元の山形を通るブルートレインは、上野発青森行の「あけぼの」が確か2往復程度あったのみ。
しかも通過時刻は上りが午前零時前後、下りが午前3時頃と、子供が見ようと思ってもやすやすと見に行けるような環境ではなかった。
しかし、それでも何度か父親に連れられて真夜中の山形駅まで行き、上り「あけぼの」の他に急行「津軽」や「おが」などを興奮して眺めた。
一方、「さくら」「みずほ」「富士」「はやぶさ」「あさかぜ」など、写真でしか見ることの出来ない錚錚たる花形列車たちが次々と西へ向けて旅立ってゆく夕方の東京駅には、いつか行きたいとずっと憧れていた。
しかし、僕は次第に鉄道に対する興味を失い、就職活動などで東京駅を使う機会が増えた頃には、ブルートレインのことなどすっかり忘れてしまっていた。
そうして僕の知らないうちに、1本、また1本と東京口のブルートレインが去ってゆき、今日で全廃となってしまったわけだ。
戦前からの伝統ある「富士」も、いつの間にか「はやぶさ」とくっついた形で運行されていたとは…。

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ブルートレインの廃止も残念だが、身近なところでは、米坂線の国鉄色のディーゼルカーも新型車両に置き換えられ、全廃されるという。
大学当時、帰省のためによく乗っていた頃にはヘンテコなJR独自色の車両だったが、いつの間にか垢抜けない懐かしい国鉄色が復活していて、嬉しくなって何度か乗ったことがある。
こうして、僕にとって懐かしい列車や車両がいつの間にか姿を消してゆく。
ずっと忘れていて、今更残念がるのは少々虫が良すぎるが、何ごとも無くなって初めて気付くのだ。

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Canon IXY200a

ドライブもいいけど、たまにはまた、のんびり列車の旅もいいなあ。

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2009/03/08

リアルライカ

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なんだかんだ言っても、見積もりを貰った時点で僕の心は決まっていたのだと思う。

―ツァイスイコンを下取りに、M6を買おう。

僕は自分のものを売却という手段で手放したことはない。
古本1冊、CD1枚そうやって手放したことはなかった。
やはり一度は自分が決めて手に入れたもの、手放さずに自分の下に置いてやりたい。
しかし今回は事情が異なる。
フィルムのレンジファインダーなんて2台も手元に必要ないし、ライカを買えばそればかりを手にし、ツァイスイコンは放置されてしまうのは目に見えている。
そして何より、資金が必要だ。

結局、ツァイスイコンとは半年とちょっとの短い付き合いだった。
悪かったなあと思いつつ、きれいに磨き箱に納める。
経験はないが、
―好きな人ができたから別れてくれ、本当に好きなのは君じゃなかった。
なんて言って別れ話をする時のような気分だ。
経験はないが。

数日後、職場にM6が届いた。
何食わぬ顔をしながら受け取り、ロッカールームでこっそり開封。
ツァイスイコンとは異なり、かなり鈍く光るそれは、タバコの匂いがかすかにした。
ライカの質感に欠ける、などと酷評されることも多いM6だが、やはりそれは僕にとって憧れのライカそのものだった。

こうして先月の初旬、僕の元へとやってきた初めてのライカ。
シリアルからすると、1995年の4月に出荷されたロットの1台らしい。
1995年の4月といえば、僕が高校に入学し、それまでとあまりに違う環境の中で毎日ヒーコラ言っていた時期だ。
まあ、当時のヒーコラが今の自分の土台になっていると言えばそう言えなくもないし、そう考えれば、このM6がその頃作られたというのも、何か縁があるように思えないこともないような気がする。
結果的に、ツァイスイコンに寄り道したことを踏まえれば、相場よりずっと高いM6になってしまったといえる。
しかし、人生何事も近道がベストと思ってはいけない。
実際、ツァイスイコンはフィルムを再度使ってみるという大きなきっかけを作ってくれたではないか。
やはりそれは必要な過程だったのだ。

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さて、ライカといえどもそれは単なるカメラに過ぎないわけで、ライカを持ったからといって、所謂「ライカでしか撮れない写真」が撮れるとも思わない。
むしろ、時代遅れで、ある種厭味なカメラと見られることもあるかも知れない。
けれども、欲しかったのだ。
欲しいモノは欲しいから、手に入れるべくあれこれと策を弄する。
欲しくないモノは欲しくないから、やるいわれても断わる。
これでも自分のなかでの原則はちゃんとあり、この時書いたことに悖るとも思っていない。
また、自分にはまだライカなんて10年早い!などとも思わない。
自分が使いたいものを使って、誰にも結果を求められず、好きなときに好きなだけやって、やりたくない時には好きなだけサボれる、こうして全く無責任にフラフラ続けられるのが、趣味のいいところじゃないか。

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2009/03/07

そして事態は思わぬ方向へ

2台目のドリームライカを買って目が覚めた日曜の朝。
朝なのに疲れた頭でぼーっとネットを見ていると、2台のM6が目に留まった。
1台は極上レベルでピッカピカ。しかしシリアルは170万台で新しくはない。
露出計をもつM6であれば、できれば新しいものの方がいい。
もう1台は若干状態は劣るが、シリアルが200万台で比較的新しい。
どちらも一般的な中古M6の相場よりは安く、あまたの中古M6群の中では抜きん出て条件がよい。

―予定通り10年後、予算を気にせずバーンとライカを買うならM6ではなくて新品のMPとか、極上M4とかがいいに決まっている。
―けど、もしお金がない今買うのなら、現実的・実用的にこの辺りのM6がちょうどいいなー。
―なんだかんだ言っても露出計はあったほうがいいしねえ。
―機械式シャッターなら修理しながら長く使えるし、露出計も最悪修理不可能にまで壊れたら、普通にM4以前のライカみたいに使えばいいわけだし。
―ルックスだって、赤丸やロゴは正直嫌いじゃないしねえ。
―うんうん、M6やっぱいいなあ。

…なんて、買うわけでもないのに想像しているうちが一番楽しいのである。

―ところで…10年ツァイスイコンで修行して、その後に憧れのライカをアラカルトでも何でも好きなモデルを手に入れるとして、10年後、フィルムってどうなってんのかな?
―それよりも、10年も「本当はライカを使いたいんだけど…」なんてツァイスイコンを使い続けて、そんなんでいいのか?
―でも、使い慣れて愛着が出てくるのはこれからだろうしなあ。
―でも、本やネットで常々ライカを眺めつつ、一方でツァイスイコンに無理やり自分を納得させて愛着を持とうとしてないか??
―そんなんだったら、まだ新しいうちにさっさとツァイスイコンを手放して、バリバリ使ってくれる人の手に渡った方がツァイスイコンにとってもいいんじゃないか??

…頭が疲れていたせいか、頭の中が想定外の方向に流れてきた。

―シリアルが新しい方のM6、見積もりだけ、取ってみようかな?
―もちろん、ためしに、ね。
―店主に、いまどきライカ以外のフィルムカメラなんかに値段なんかつかないんじゃい!なんて二束三文にしかならなくて、意気消沈、どうもスミマセンでした、馬鹿な考えは二度と起こしません…ってなるかもしれないし。

…幸か不幸か、ツァイスイコンの下取り価格は、思ったよりよかった。
詳しく確認すると、M6の状態も想像していたほど悪くない。

現実的にライカをの購入を考えてみるなんて、前日までは全く思いもよらなかったけれど、既に2回もドリームライカを購入していたせいか、自分でも知らないうちに不用意な一歩を踏み出していた。

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2009/03/04

ドリームライカ

夢にまで出てくるようになってしまったライカ。
こうなってくると少しずつ影響がでてくる。

ツァイスイコンを持って写真を撮りに出かけても、これがライカだったらどうなんだろう?ということを考えてしまうようになってしまった。
ボディが変わったところで、僕が撮るような写真では何も変わらないのはわかっている。
けれども、本やネットから仕入れた情報によって構成された、〝妄想ライカ〟は僕を徐々に絡めとってゆく。
ツァイスイコン購入の際には中古のM6と天秤にかけたのだが、M6を選んでいた方が僕は満足していたのだろうか?
―こんなことを考えてしまうようではツァイスイコン申し訳ないし、なにより楽しくない。

ある土曜の晩、同僚と鍋をした際に50万円あったら何に使うか?という、ばかばかしい話題になった。
最近新車を買ったばかりの同僚は、時計。
VWに乗っている同僚の彼女は、アクセサリーと貯金。
僕は、ライカ。
ライカってあのバカ高いカメラだよね?雑誌で見たよ。と言って、同僚が僕に見せた雑誌の紙面にはM8が紹介されていた。
あー、それじゃなくてね、フィルムのやつ。いつか欲しいんだ。

その晩、僕は再びライカを買っていた。
ドリームライカ、2台目である。
またライカだよ…。
僕はすっかり疲れた頭で日曜の朝を迎えた。

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2009/03/03

やっぱり気になるデジタルカメラ

フィルムカメラを使うようにはなったが、カメラ屋へ行けばデジカメはどうしても見てしまう。
そして、買うあてもなくカタログなんかを貰ってしまうのである。
いまオリンパス E-620がけっこう気になる。
「アートフィルター」を使えば、トイカメラ風、粒子の粗いラフな銀塩モノクロ風、露出オーバー気味のおしゃれ写真風などなど、多様なイメージの写真が撮れる。
その他、画像のアスペクト比も35mm判の3:2はもちろん、流行りの正方形など、これもいろんな種類が選べる。
今、僕がもしデジタル一眼レフを買うならば、でっかいフルサイズ一眼なんてのには目もくれず、迷わずこれにすると思う。
これ一台とレンズが数本あれば、他にどんなカメラ、機能が要るというのだろう。
僕はハイスペック競争なんかには興味がないから、僕としては必要十分な性能が凝縮されたこの小さなカメラがまさに理想形。

…同じようなことは前にも書いたけど、やっぱりオリンパスの小さな一眼レフは今でも気になる存在だ。
もし今E-620を持っていたなら…なんて想像すると、何故今更フィルムカメラなんか買ってしまったんだろうという気がものすごーく、する。
素直にE-420でもE-620でも買えばいいじゃないか、と。
時間もお金もかからない、プリントだってネットで簡単に出来る。
フィルムの残量を気にすることもないし、スキャンの手間もなく、何より確実に写っている。
10年前じゃあるまいし、今更こんなデジカメのアドバンテージをわざわざ書き出すのも馬鹿馬鹿しいが、いまこれを書いている瞬間も本当にデジカメはいいなあ!と思う。

さて、ライカ本を短期間に浴びるように読んでしまった僕は、ライカを買う夢まで見るようになってしまっていた。
まるで子供のようで恥ずかしい話だが、夢で買ったライカはブラックペイントのM4?だった。

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2009/03/02

ライカ本

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将来必ずや訪れるであろうライカを手に入れるその日まで、ライカについて勉強しようと、1月下旬頃から入手し始めた『ライカ通信』という雑誌がある。
版元は、ギターやクルマなど、趣味の本でおなじみの枻(えい)出版社。
2005年の第14号をもって休刊しているようだが、とりあえず現行MPの情報でも仕入れようと、近年のものから買ってみたのだ。
Amazon内の古本屋は、配送料が一冊ごとに加算されるのが欠点ではあるが、ちょちょいと検索し、クリッククリックで数日後には手に届くのだから、見つかる保証のない古本をあちこち探し回ることに比べれば、その便利さは比較にならない。
はじめのうちはほんの数冊だけ買ってみるつもりが、他のライカ本と併せて、あれよあれよという間に増えていった。
もともと数冊だけあったライカ本が、先月初め頃までにはだいぶ増え、ライカ本はもうお腹いっぱいとなり、知識だけはようやくスタートラインに立ったのだった。

夜、暇にまかせてAmazonなど見て回ってはだめである。

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