プレGW。
勤め先の同期にたまたまドラマーを見つけ、先月から月いちくらいで一緒に練習を始めることにした。彼は新潟市に住んでいるので、練習場所は互いの中間地点の長岡市内のスタジオで。
今日はその練習日。
練習は午後からだが、早く出発してどこか回り道をして行こうと思いつく。
今日はどこにしようか。
山をいくつも越えて、小千谷に出て、山古志を経由することに決めた。
言うまでもなく旧山古志村は、平成16年の中越大震災で大きな被害を受け、報道にも大きく取り上げられた地だ。
前回ここを訪れたのは、地震の起こる2ヶ月前。
地震後、行こう行こうと思っていながらも、なかなか機会に恵まれなかった。
この時期、山の色は日ごとに若草色に染まっていく。
先週見た山の色とはもう既に違う。
窓から入ってくる風も、田んぼに水を入れ始めるこの時期ならではの、土の匂い。
山古志に入り、中山トンネルに着いた。
右側に小さく見えるのが、手掘りの旧隧道。その筋では結構有名な隧道だ。
全く嘘のような話だが、平成10年までは、この車も入れるのか怪しいような手掘りの隧道が、現役の国道291号線のトンネルだった。
以下4枚のトンネルの写真は、前回訪問時(平成16年8月)のものである。
なかは暗くじめじめひんやりしており、僕の場合絶対に一人では入れない。
今日も、とても一人で入ろうという気にはなれなかったので、外から中の様子を窺うだけ。
繰り返すが、この隧道が平成10年までは現役の国道だったのだ。
辺りは落ち着いており、一見地震など過去のものになったかのよう。
しかし、生活している人にとっては、まだまだいろんなことが残っていることだろう。
眺めのよい駐車スペースにクルマを停め、昼食。
今日もコンビニ産の弁当だ。
秋山郷へ行ったときはおにぎりの立ち食いだったが、今日は人が全く通らないような場所でもないので、お行儀よく車内で食べる。
それでも窓を左右とも全開にしていると、気持ちよい風が入ってきて、外で食べているような気分になれる。ピクニック気分だ。
その後通った道は、復旧ではなくR291の線形を全く変えて新設した道路で、前回通ったときの面影は全くなくなっていた。
山古志を過ぎ、R291からR17に出るところでキレイな舗装の県道を通る。
「妙見」という地名から、土砂崩れに巻き込まれた車の中から子供が助けられた場所だということを思い出す。
13:00から15:00まではスタジオ。
ドラムとベースだけなので、まだバンドの体をなしておらず、PAを通した音源に合わせてプレイするという寂しい練習ではあるが、やはりスタジオでデカイ音出してやるのは非常に爽快だ。今後はなんとしても人を探してバンドの形に持っていきたい。
今日はおもに、KulaShakerを。
帰りは素直にR8経由で戻る。
柏崎市街はいつも渋滞するので、僕は柏崎刈羽原発辺りから海側を迂回するのだが、今日はちょうど日没の頃だった。
海浜公園の駐車場にクルマを停めて降りると、他にもたくさんの人たちが日が沈んでゆくのを眺めている。
柏崎も去年の中越沖地震で大きな被害を被り、この海浜公園付近もいまだに道が荒れ、復旧工事が盛んに行われている最中だ。
山古志や柏崎を含む新潟県中越地方は、地震によってその名が知れてしまったけれど、山も海もとてもきれいなところで、僕は大好き。
県外の人にも、是非足を運んで欲しいと思う。
このGWは、是非新潟県へ。
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