カテゴリー「19.いえづくり」の記事

2014/03/24

静かに喜ぶ。

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これまでは家づくり、という掴みどころのない、手に余る大きな布団のようなものを抱えているような気がしていた。
昔のようにこのブリグで詳細にその経過を追っていくような気にもなれなかった。
先の記事にも書いた通り、僕の家づくりはこれ以上なく楽しいものではあったが、本当にイメージ通りのものができるか、でっかい実物大の家ができ、この目ででっかい実物大の「モノ」を確認するまでは不安もあった。
もちろん期待も大きい。
失敗したからといって気軽にやり直しできるものでもない。

盛り上がってブリグではしゃいで、残念な結果だったらどうしよう。

これも先にも書いたが、パートナーである建築会社に不安はない。
これ以上なく良くしてもらっていた。
だが、僕は家を作るのは初めてなので、家づくりにおける成功体験を持っていなかったのだ。
そこで、周囲に悟られぬように、密かに、静かに喜び、興奮し、心配していた。

しかし、僕は、実物大の「モノ」を全身で確認した。

以降、同時進行的な臨場感はなく、後追いにはなるが、ぽつぽつとわが家について書いておきたいな、と思うようになった。
こう思うようになったのが、結果だった。

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完成見学会

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この3連休はわが家の完成見学会で、およそ延べ50人ほどの方々に見ていただいた。
みんなどんな家を求めていて、我々の家にどんな感想を持ったのか、それが良いものであればもちろん、全く否定的なものであっても、100人いれば100通りの考えがあるのは当然なので、その100通りに、僕はとても興味がある。
50人の眼には我が家はどのように映っただろう、考えるだけでも楽しい。

家は完成したら終わりではなく、もっと楽しいのは当然これからなのであるが、少なくとも我々は、幸いにも、本当に幸いにも、これ以上ない最高のパートナーの協力を得ることができ、これ以上ない最高に楽しい家づくりができたと確信している。...

初日の完成検査の日、朝いちに電動ドリルを持ち込んで壁に穴を開けはじめるような前代未聞の施主に、楽しげに付き合ってくれた担当の皆さんにとても感謝している。
この場のほかにもいろんな場を借りて、今後も言えるだけお礼を言うことにしよう。

土間はまだ養生中で、クルマを入れることはできない。
ですので、画像はイメージであり実際とは異なりますのでご注意ください。

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2014/03/20

いよいよ完成も近い。

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明日はいよいよわが家の完成検査。そして3連休の完成見学会へと続く。
昨日の段階では、玄関戸、外壁の腰板、ガレージの扉がまだ付いていなかった。
これらがつくと外観の印象がぐっと変わるはず。
付いたところをいち早く見てみたい!

仕事帰り、その楽しみは明日の朝までとっておこうか、帰りがけに見に行ってしまおうか、迷ったが、サッと通ってみることにした。
中では皆さんまだ作業をしている様子。
邪魔になるといけないので寄らずにサッと過ぎ去る。

格子から漏れる黄色い明り。
ものすごくいい雰囲気じゃないか!
もっと眺めていたかったが、もったいないのでサッと過ぎ去る。

いよいよ明日は完成検査。
完成なのである。

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2014/02/27

家ができそうになる。

ところで家ができそうである。
昨年12月の頭頃から基礎を作り始めて以来およそ3か月、家ができそうである。

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壁ができ、窓が入り、屋根には瓦がのった。
完成はなによりも楽しみであるが、いろんな迷いや決断や、設計士さん達との打ち合わせなど、そういった家づくりに関わる諸々のことが続くのもあと1か月と思うと、さびしい気持ちもある。
もちろん家は作って終わりではないが、そのくらいこの家づくりは楽しく充実したものとなっていた。
家づくりを楽しめた要因の一つは、幸いにも我々にあった建築業者さんと出会えたことである。
どこがいいのかは、よくわからない。
すべてにおいて最良の業者さんかといえば、それも良くわからない。
とにかく、確信を持って言えることは、我々にとってとてもあっている、ということだけである。

大体2週に1度、我々夫婦と、設計士さんと営業担当的なポジションの社長の娘さんとの4人とで打ち合わせをやってきた。
設計士さんと理想の家づくりを長々語り合った訳でもない。
どれだけその業者さんが素晴らしい家を建てるのか、長々説明された訳でもない。
雑談したり、ちょっとは真面目な話もしたり、少しはお金の話もしたり、家という人生最大の買い物の計画ではあるが、日常の延長上に自然とやってきた。
特にリキむこともなく、かといって惰性で進めることもなく。

思ったほど気負いもなかったような気がする。
最初こそ絶対にいい家を建ててやる!後悔はしないぞ、と図面と始終にらめっこ、ということもあるかもなと思ったけれど、そうでもなかった。
自分でも意外なほど、淡々としていた。
我々が住みたい家のイメージは、がんばって考えなくとも、いつの間にか我々のなかに醸成されていた。
それを過不足なく相手に伝えるだけだった。

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そうして淡々と、家ができてきた。
淡々とはしているが、感動がないのとはもちろん違う。
適当な例えを見つけられないので、語弊を恐れずにあくまで語感で、ということであれば、「無血革命」といった感じか。
あくまでもこれはイメージであり、実際とは異なります。

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2014/02/23

買っちゃった iPad。

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この手のモノはもう買うことがないだろうとすら思っていたのだが、あっさり買ってしまったiPad。
僕には必要ないなーと思いながら指先でiPhoneを操る人々を眺めていたのだが。

買った目的は2台目のPCとして。

現在のメインのパソコンは、4年半前に買ったデスクトップ。
メインというかこれ1台のみだが、何の不自由もない。
ただ、最近妻がPCで仕事っぽいことをする時間が少しずつ増えてきたのと、家を作るにあたって、もうひとつくらいPCがあってもいいかなと思ったことから、どんなのがいいか考えていた。
ちょっと前なら2台目は迷わずノートPCを買っていただろうが、今はタブレットなるものがあるらしいという噂を聞きつけ、ちょっと調べてみる。

僕の使い方はほとんどネットと音楽。
楽器をやるときに音楽を鳴らしながら、ネットでスコアやコードを調べたり、とまあそんなくらいだ。
凝った写真の加工をするでもなく、難しい計算をする訳でもなければ、外に携帯することもまずない。

そんな訳で当初は画面の大きな端末ならなんでもいいやと思っていたのだが、ちょっとよく調べてみると、アップルの「Garage Band」なるソフト、いやアプリケーションがかなり素晴らしいらしい。
インターフェースを買ってギターをつなげば、アンプシミュレーターにもなるらしい!
数百円のアプリを買えば、フェンダーのあのアンプ、マーシャルのこのアンプ、ヴォックスのそのアンプの音が自分のものに…。
PODとかなくても…すごいじゃないか!
もう夢が広がっちゃった僕は、正直PCとしてよりも、楽器を買う感覚で即決してしまったのであった。

本当に久々にこういうモノを買ったけれど、その何でもできる感は怖くなるほど。
そして、実際のところ何ができるのか分からない感も、怖くなるほど。

まあ僕はネットも見れるアンプシミュレーターとして買ったんだから、あれこれできなくても、まあいいのだ。

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2013/11/24

住みたい家。

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これまで家づくりを計画してきて、段階に沿っていろいろ検討を重ねてきた。
ざっくり言って、まずは間取り、次に設備、そして内外の仕上げ。
ここまで約10カ月。いろいろ考えてきたが、一番迷い、考えたのが、外観を含む全体の雰囲気。
自分の住む家を建てる以上、やっぱりカッコいい家に住みたいものである。
でも、カッコいい家とはどんな家なのだろうか。
人並みに、書店で建築雑誌や地域の実例集なんかをひと通り眺めてみる。
おしゃれな家々が次々出てくる。

スタイリッシュモダンな家。
箱のようなすっきりとしたデザインがスタイリッシュでモダン。
触れれば切れそうに直線的なデザインで、内装もシュッとした色遣いで、ダイニングなんかはもうバーみたいな感じなんですよね?
水道の蛇口とか、ドイツ製だったりするんですよね?
施主支給!なんて言って。
でも残念ながら、僕はそんなにスタイリッシュでモダンな人間ではありません。

南欧風。
なんとなく白壁で、レンガ色の瓦が乗ってて、アーチなんかもついてて、屋根の下あたりには鉄製のぐにゃぐにゃっとした飾りがついていたりするんですよね?
シャビーな雰囲気を出したり、ドアにはステンドグラスをはめ込んだりして。
でも残念ながら、僕は南欧に行ったことがないので、南欧がどこのことを指すのか、南欧風がなんなのかも知りません。

数寄屋風。
デーンと門が構えてて、デーンと鬼瓦が乗っていて、壁は黄土色やくすんだウグイス色なんですよね?
頑固な爺ちゃんなんかも標準装備で、お嫁さんとけんかしたりするんですよね?
でも残念ながら、僕はお茶を嗜みませんし、うちの土地は狭く、僕の爺ちゃんもいません。

その他白っぽくて背が高い家。
屋根は片流れで、半分3階建てでスペースを有効活用できて、家事に育児に大忙しなパパやママ大助かりの家なんですよね?
パパのための2畳くらいの書斎や、ママのためのパソコンスペース、親子で勉強できる机が廊下にあったりするんですよね?
白っぽいから、なんかおしゃれげですよね。
コストもそこそこ、住みやすさ満点、いいですよね。

とにかく、どの家も「おしゃれ」だ。
雑誌に乗るようなお家だから当然なのかもしれないが、どれも「おしゃれ」で住みやすい「理想」の家だ。
だが残念なことに、どの家も自分たちが住むことをイメージできない。
自分たちがそこに住んで、最も違和感がなく、落ち着く雰囲気をよーく思い描いてみる。

僕も妻も、ものごころついたときから日本人なので、やっぱり和風だ。
それも数寄屋風とか豪勢なやつじゃなくて、町家のような庶民の家。
我々はこれまで、各地の城下町や宿場町を訪れて、そこにある街並みや建物に大いに親しみを持つようになった。
そして、それらの建物のディティールが持つ背景や歴史。
我々が南欧風に住む理由はひとつも見つけられないが、こういった家に住む理由、住みたいと思う理由は、ありそうだ。

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2013/11/10

地鎮祭

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先週はようやくうちの地鎮祭。
土地の造成が先月末で完了し、決済も済ませ、いよいよ僕のものになったのだ。
僕のものになったとはいえ、ローンやら何やらあり、額もこれまでになく大きいので、そのような実感には乏しい。
とにかく工務店との契約後、ずっと土地の造成完了を待っていたので、やっとここまで来たかという思いである。
もう明日にでも建ててもらいたいところだが、物事には順序というものがあるのだ。

当日は前夜からずっと激しい雨。
神様たちが荒ぶれている。
神主さんが出前のような箱からいろいろ出して、手際良く祭壇の支度を進めていく。
この神主さん、この工務店では毎度おなじみな人で、工務店のHPの地鎮祭の記事にも幾度となく登場していて顔を知っているので、初めて会った気がしない。
地鎮祭は滞りなく済み、神主さんは準備以上の手際の良さであっという間に祭壇を撤収し、去って行った。
その後、設計士さん達と風呂とトイレのショールームへ。
既に決めていたものの現物確認に過ぎないので、風呂の壁の色を決め、トイレの色を決めて、完了。
いたって簡単なものである。

さあ、これからいよいよ家が建っていく。

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2013/09/08

土地を決めるまで。

家を建てるにあたり、最初に悩んだ土地探し。
しかし結局のところ、施工業者を決めたのと同様に、決断するのも思いのほか早かった。
近所の新興住宅地に、条件の良い区画が数か所残っているのを不動産屋に教えてもらい、一晩考え、そこに決め、予約金を支払った。

初任地の上越市内ののどかな土地がいいなあと思ったこともあった。
新潟市内でも、多少不便でも古くからの街並みのなかに住みたいと考えたこともあった。
結果的に、我々は今住んでいるところから歩いて数分の場所に決めた。
生活圏が変わらないということは大きな安心だし、通勤にも便利な場所である。
市内のどこへ向かうにもよい場所だし、不足するインフラはなにもない。
要するに、便利な場所なのだ。

便利さは、物事を選択する尺度のひとつとして無視できないが、それまでだ。
この土地も便利であることはありがたいが、勿論そればかりではなく、タイミングやいろんな要素が絡んで、こうなった。
いろんな要素が絡んでいるように見えるが、この土地を知り、考えたのは一晩だけなので、実際あっけない。

とにかく、この先ずっと住む場所を、こうして決めた。
決めた以上、ここに自分たちにとって満足のいく家を建て、自分たちにとって満足のいく日々を送っていくのだ。
ここで何よりも大事なのは、「自分たちにとって」ということである。

自分たちのことである限り、最優先すべきことは、あくまでも自己中心的に、自分たちにとってどうか、自分たちがどう思うか感じるか、であり、それ以外のことを考慮する必要はない。

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2013/09/04

近況というようなもの

前回記事をアップしてからというもの、5ヶ月以上が過ぎた。
こんなにブランクが空いたことは初めてだ。
いつもは「早いもので気づけばもう9月…」というような書き出しにするのだろうが、いつもお決まりではつまらないし、ずっとアップしていなかったことは自分で気づいており、いかにも白々しい。
とにかくなんでもよいから何かそれらしいこと書かなければ、ブリグを再開するきっかけを作れない。
こういう風に、ごちゃごちゃ書いて、なんとなくまた書き始めるのである。

と前置きしたところで、その後のことを思いつくままつらつらと、箇条書きに挙げていく。

・異動があり、仕事が変わった。住所は変わらず。

・春が来て、夏も来て、秋が近づいている。

・どんぐりはアブラムシやアメリカシロヒトリの幼虫に悩まされながらも、元気に伸びている。
今朝は出勤前にアメシロの幼虫を20匹ほど退治した。
間もなく成長を止めるだろうが、春からの今シーズン、伸びれるだけ伸びたという感じで満足だ。

・家はまだ土地の造成が完了せず、未着工。
大体の設計は終え、今後は細かい内装などを詰めてゆく。
竣工は年度末の3月末を予定している。
どうやら本当に自分の家というものが建つらしい。

・昨年ドイツに行ってから1年が経とうとするのに、独逸阿房列車シリーズは未完。
これについては正直に自己申告しておく。

・MINIは壊れず元気に走っている。

・ギターは増えず、減らず、特に上手くもならず。

・カメラは増えず、減らず、特に上手くもならず。
M2は現在修理中。
近々レンズを1本処分し、手元にはズミクロン50/2を1本のみとする予定。

・ブログの画面の一番上に楽天の広告が出るようになった。
楽天以外の広告も出るらしい。
お陰で最近楽天で検索した商品―家につける照明や、涼しくなったので欲しくなったスーツ、サバカレーの缶詰―なんかがぐるぐる回っている。

本ブリグの内容に沿って書くとおおよそ以上になる。
もともとこれといって深い内容を持つブリグではないので、久々の再開のときも楽なのである。
今後、予定通り進めば、秋がしっかりと来て、引き続き冬が来て、さらに春も来て、家ができる。
今後のことを予定通り進めるには、何より元気でいることだ。
と、殊勝に思うのは、ブリグを始めた当時27歳だった僕が34歳になったからではなく、毎日肩コリと腰イタに悩んでいるからでもなく、健康診断を今日、受けたからである。

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2013/03/02

住むところを探す。

さて、家を造るには土地が必要だ。

今住んでいる借家の近くには、目下絶賛造成中の大規模新興住宅地、H団地がある。
造成の終わった区画から順次売り出し、もう既に大方契約済みで、着工、竣工している家も見られるようになった。
けれども我々は、まずは従来の市街に土地を探した。
H団地のパンフレットには、「人と街との調和」「心あたたかくなる私たちの街」「陽差しに包まれる」などといったコピーと一緒に、犬を散歩させる親子、手をつないで駆ける親子、ハイブリッド車と外車が行き交う小路など、とにかくこう、「リソーのオヤコ像」、正に絵に描いた「シアワセそのもの」がこれでもかと強調してある。
―気に入らぬ。
いや、幸せなのはいいことだ。
僕もできることなら不幸より幸せがいい。
けれども、なんか、どうも、その、違和感がある。

そんなシアワセ新興住宅地へのひねくれた反発心もあって、我々は出勤前、朝食を食べながら新聞の折り込みチラシの土地情報を眺め、物件をボーっと探していた。
できれば○坪以上、○万円以内、通勤にクルマは使いたくない!と探してみても、そうそういい物件がある訳もない。
それでもいくつか候補を絞り、見に行ってみることにした。

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1か所め。
通勤経路の近く。
通勤には至便。広さも十分。価格はまあなんとか。角地。南向き。
お、いいんじゃないの?ここかあ、うんうん、なんて見ていたが、妻の眼は厳しかった。
遺跡の発掘などに携わる妻は地形を読むのだ。
「ここはくぼ地。水がたまるわ」

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2か所め。
市内でもハイソサエティな感じのする地区で、ちょっと憧れもある。
仕事先へもバスで一本、広さは十分すぎるほど、の割には異様に安く、まあなんとか、の範囲。近くには公園、神社、教育機関、海まである。
これは掘り出し物だ!と思い、喜び勇んでいってみたら写真のとおり道が狭い狭い。
昔からの場所なので、クルマが入ることなんて想定していないのだ。
「さすがに無理よ、クルマに乗れないわ」

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3か所め。
2か所めのすぐ近く。高台で市の中心部が見渡せる。
土地の広さも、道の広さも、環境も申し分なし。
価格は…問い合わせてみるまでもなく買える訳がないので、ここは見ただけ…。
「いいところね」

1か所めの土地を売っていた某大手ハウスメーカーへ、土地のことを聞きに行ってみた。
入るとミッフィーが置いてあるところだ。
ロビーは明るく広く、あちこちで親子連れが何やら商談している。
「あの、土地のことでご相談を…」
若い営業さんがやってきていろいろしゃべる。
希望する土地があるかどうかを聞きたいだけなのに、こちらが口をはさむ間もなくしゃべる。
ちゃっちゃっと電卓を叩き、「このくらいまでの額でローンを組むのがよろしいかと」「今後消費税が上がる見込みで…」「いま銀行さんの金利は…」
お昼時でお腹も鳴っているのに、結局1時間、聞いた。
ローンはこのくらいの額にしておくといい。増税前でもうみんな動いており、今頃からだと既に土地はかなり動いている、急いだ方がいい、ということを教わった、というか聞かされた。
べつにさ、増税前で慌てて動いている訳じゃないの、たまたまなの。
なぜか弁解したくなる気持ちを抑え、久々に落ち続けた就職活動の面接の後のような気持ちになり、退散。

その後、いくつか市内の現在開発中、売り出し中の住宅地をいくつか回り、帰った。
疲れもあり、妻は土地探しにすっかり自信を失い、もう見つからないかもしれないとすっかり弱気に。
HMでの話と雰囲気に、すっかり参ってしまった様子だ。
僕も不動産屋に行けば、チラシに乗っていないような物件がたくさんあり、何軒か回ればとりあえず現地を見てみようと思うような物件がいくつか見つかるものだと思っていた。
現実は、チラシやネットに出ている物件以上のものは、不動産屋に実際に行って見てもないということだった。
それとも我々のような一見さんには教えてもらえないような物件もあるのだろうか。

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