カテゴリー「14.かいものほしいもの」の記事

2014/02/23

買っちゃった iPad。

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この手のモノはもう買うことがないだろうとすら思っていたのだが、あっさり買ってしまったiPad。
僕には必要ないなーと思いながら指先でiPhoneを操る人々を眺めていたのだが。

買った目的は2台目のPCとして。

現在のメインのパソコンは、4年半前に買ったデスクトップ。
メインというかこれ1台のみだが、何の不自由もない。
ただ、最近妻がPCで仕事っぽいことをする時間が少しずつ増えてきたのと、家を作るにあたって、もうひとつくらいPCがあってもいいかなと思ったことから、どんなのがいいか考えていた。
ちょっと前なら2台目は迷わずノートPCを買っていただろうが、今はタブレットなるものがあるらしいという噂を聞きつけ、ちょっと調べてみる。

僕の使い方はほとんどネットと音楽。
楽器をやるときに音楽を鳴らしながら、ネットでスコアやコードを調べたり、とまあそんなくらいだ。
凝った写真の加工をするでもなく、難しい計算をする訳でもなければ、外に携帯することもまずない。

そんな訳で当初は画面の大きな端末ならなんでもいいやと思っていたのだが、ちょっとよく調べてみると、アップルの「Garage Band」なるソフト、いやアプリケーションがかなり素晴らしいらしい。
インターフェースを買ってギターをつなげば、アンプシミュレーターにもなるらしい!
数百円のアプリを買えば、フェンダーのあのアンプ、マーシャルのこのアンプ、ヴォックスのそのアンプの音が自分のものに…。
PODとかなくても…すごいじゃないか!
もう夢が広がっちゃった僕は、正直PCとしてよりも、楽器を買う感覚で即決してしまったのであった。

本当に久々にこういうモノを買ったけれど、その何でもできる感は怖くなるほど。
そして、実際のところ何ができるのか分からない感も、怖くなるほど。

まあ僕はネットも見れるアンプシミュレーターとして買ったんだから、あれこれできなくても、まあいいのだ。

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2014/01/13

Happy New Epiphone! Vol.2

年末にお迎えしたEpiphone Wilshire 1962 Reissue
これの付属品がなかなか凝っていて面白い。
もちろん最近のギブソンのヒストリック・コレクションではお馴染みなんだろうけど、僕は何せヒスコレなんて買うの初めてで、最初で最後だろうから、はしゃいでいるのである。

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まずはグレーのEpiphoneロゴ入りハードケース。
グレーなのが'60sぽいし、内装のブルーもシックだ。TKL製。
外観はリッケンバッカーのケースに似ている。

そして細々とした付属品。
写真の左の方から、なぜかTシャツ、シリアル入り認定証、ピック5枚。
ピックはちょうどいい形と硬さなんだけど、使うのがもったいなくて未使用。
真ん中左上は、当時のを再現したタグ。これはカッコいいので額にでも入れたいくらい。
他は現在のギブソンの保証書など。
右のはストラップとカールコード。
ストラップは柔らかい革製で使いやすそうだけど、使っていないストラップがあるので未使用。
カールコードは確かに'60sぽくていいんだけれど、、、、短い!
アンプから1mも離れられなさそうではないか!
まあカールコードも前に買ったVOXのやつがあるので、未使用。

結局どれもこれもケースにしまったままになるのだけど、付属品だけでも結構楽しめる、ウィルシャーさんなのである。



これは海外の楽器屋の上手な人のデモ。うまい人が弾くとこんな音が出るそうです。

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2014/01/05

Happy New Epiphone!

確かに僕は2009年1月に物欲がない宣言をしている。
でも、たまに欲しいものも出てくるわけで、昨年末に新しいギターを買ったのである。

明けましておめでとうございます。
細々と続けている、本ブリグです。

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エピフォン・ウィルシャー。
2009年にギブソンからリイシューされたやつである。
この地味でマイナーなギターがリイシューされたことは当時から知っていたが、自分が買うものとは全く思っていなかった(主に価格的な理由で…)。
それが今回、手の届きそうな価格で投げ売られていたので、妻との慎重な交渉の末、入手に成功したのである。まことにおめでたい。

さてこのギター、マホガニーのボディにP-90の組み合わせという、レスポール・スペシャルのようなスペックなんだけど、洗練されたレスポールやSGに比べると、なんともクニャクニャとした形で、垢抜けない。
でもそこがいかにもエピフォンらしく、たまらない。
トラディショナルなフルアコやセミアコだと貫禄のエピフォン!なのだが、ことソリッドとなると、途端にビザールっぽくなるところがなんともお茶目なエピフォンである。

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1962年のリイシューなので、ヘッドはファットヘッド。
ポール・マッカートニーのカジノのヘッドでおなじみのスタイルだ。
Epiphoneのロゴはもう少し細くて繊細な感じだともっと雰囲気が出るのだけれど…。
ナットは幅広で、ネックのグリップも握り応えのある、丸太!という感じ。

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このちっこくて変な形のギター。
もうかわいくて仕方がない。
僕も早くうまくなって、爆音で掻き鳴らしてやるからな!

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2013/03/02

住むところを探す。

さて、家を造るには土地が必要だ。

今住んでいる借家の近くには、目下絶賛造成中の大規模新興住宅地、H団地がある。
造成の終わった区画から順次売り出し、もう既に大方契約済みで、着工、竣工している家も見られるようになった。
けれども我々は、まずは従来の市街に土地を探した。
H団地のパンフレットには、「人と街との調和」「心あたたかくなる私たちの街」「陽差しに包まれる」などといったコピーと一緒に、犬を散歩させる親子、手をつないで駆ける親子、ハイブリッド車と外車が行き交う小路など、とにかくこう、「リソーのオヤコ像」、正に絵に描いた「シアワセそのもの」がこれでもかと強調してある。
―気に入らぬ。
いや、幸せなのはいいことだ。
僕もできることなら不幸より幸せがいい。
けれども、なんか、どうも、その、違和感がある。

そんなシアワセ新興住宅地へのひねくれた反発心もあって、我々は出勤前、朝食を食べながら新聞の折り込みチラシの土地情報を眺め、物件をボーっと探していた。
できれば○坪以上、○万円以内、通勤にクルマは使いたくない!と探してみても、そうそういい物件がある訳もない。
それでもいくつか候補を絞り、見に行ってみることにした。

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1か所め。
通勤経路の近く。
通勤には至便。広さも十分。価格はまあなんとか。角地。南向き。
お、いいんじゃないの?ここかあ、うんうん、なんて見ていたが、妻の眼は厳しかった。
遺跡の発掘などに携わる妻は地形を読むのだ。
「ここはくぼ地。水がたまるわ」

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2か所め。
市内でもハイソサエティな感じのする地区で、ちょっと憧れもある。
仕事先へもバスで一本、広さは十分すぎるほど、の割には異様に安く、まあなんとか、の範囲。近くには公園、神社、教育機関、海まである。
これは掘り出し物だ!と思い、喜び勇んでいってみたら写真のとおり道が狭い狭い。
昔からの場所なので、クルマが入ることなんて想定していないのだ。
「さすがに無理よ、クルマに乗れないわ」

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3か所め。
2か所めのすぐ近く。高台で市の中心部が見渡せる。
土地の広さも、道の広さも、環境も申し分なし。
価格は…問い合わせてみるまでもなく買える訳がないので、ここは見ただけ…。
「いいところね」

1か所めの土地を売っていた某大手ハウスメーカーへ、土地のことを聞きに行ってみた。
入るとミッフィーが置いてあるところだ。
ロビーは明るく広く、あちこちで親子連れが何やら商談している。
「あの、土地のことでご相談を…」
若い営業さんがやってきていろいろしゃべる。
希望する土地があるかどうかを聞きたいだけなのに、こちらが口をはさむ間もなくしゃべる。
ちゃっちゃっと電卓を叩き、「このくらいまでの額でローンを組むのがよろしいかと」「今後消費税が上がる見込みで…」「いま銀行さんの金利は…」
お昼時でお腹も鳴っているのに、結局1時間、聞いた。
ローンはこのくらいの額にしておくといい。増税前でもうみんな動いており、今頃からだと既に土地はかなり動いている、急いだ方がいい、ということを教わった、というか聞かされた。
べつにさ、増税前で慌てて動いている訳じゃないの、たまたまなの。
なぜか弁解したくなる気持ちを抑え、久々に落ち続けた就職活動の面接の後のような気持ちになり、退散。

その後、いくつか市内の現在開発中、売り出し中の住宅地をいくつか回り、帰った。
疲れもあり、妻は土地探しにすっかり自信を失い、もう見つからないかもしれないとすっかり弱気に。
HMでの話と雰囲気に、すっかり参ってしまった様子だ。
僕も不動産屋に行けば、チラシに乗っていないような物件がたくさんあり、何軒か回ればとりあえず現地を見てみようと思うような物件がいくつか見つかるものだと思っていた。
現実は、チラシやネットに出ている物件以上のものは、不動産屋に実際に行って見てもないということだった。
それとも我々のような一見さんには教えてもらえないような物件もあるのだろうか。

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2012/08/19

エムニ!ズミクロン!!

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ふとしたことから、思いがけずM2とズミクロンを手に入れることになった。
ふとしたことから、なんてシレっと書いているが、実はかなり興奮しているのである。

写真館をやっている親戚がいて、その伯父さんがドイツ人と交換したかなにかで手に入れたという、あやふやな経歴を持つこのM2とズミクロン。
目下家の中を整理中という親戚のところで、今後も飾りとされる予定だったところを、急遽現物を見に車で駆けつけ、破格で譲り受けてきたのだ。

シリアルナンバーによれば、M2は1962年製、レンズは1957年製。
これらはまさにライツ社の絶頂期に造られた写真機とレンズ。
残念ながらM2の状態はあまり良くはなく、1/8以下のスローシャッターは粘って切れない。
シャッター幕にもカビらしき痕が。
二重像にもプリズム異常で細かなヒビが見られる。
実用とするには、オーバーホールが必要だろう。

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ズミクロンの方は、後玉や内部にチリや汚れが年式相応に見られるものの、前玉は丁寧に拭いたらきれいになり、ほぼ新品同様に。
このズミクロン、所謂近接ズミクロンだが、接写用アダプターは残念ながら無し。
けれども、通常使用には何の問題もないし、金属製のレンズキャップもちゃんと残っていた。

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M6と並べてみると、材質、加工の違いがなんとなくわかる。
確かによく言われるように、M6には往年のボディの持つ重厚感のようなものは希薄であるように思えなくもないが、その年の差は30年。
逆に、30年もの間よく大きな変更もなしにそのスタイルを守れたなあ、という感じの方が強い。
それは現行のM9にも言えるのだろう。

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これまではずっとZMマウントの国産カールツァイスのプラナーを使っていたので、全くおんなじ50mmf2のレンズがもう1本増えたことになるけど、50mmはお気に入りなので、今後も他の焦点距離には手を出さず、50mmのみで続けていってみようと思う。
ただこのズミクロン、造りが異様にしっかりしているのはいいのだけれど、重いのなんのって、プラナーの倍くらいに感じる…。
プラナーも金属製の立派なレンズなのに。

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2012/05/28

衝動買いか、未必の故意か。

気になってしかたのないアップライトベース。
新潟にはどこにも実物は置いていない。
とりあえずは実物を触ってみようと思い、妻にも用事があったことから、東京へ行くことにした。

新宿、渋谷、秋葉原と何件か道に迷いながらも大きな楽器屋をはしごする。
今回は日帰りなのでお茶の水はパス。

もし買うんだったらこれあたりが現実的だよなあ、という機種を中心に、眺めまわす。
やはり実物はでかい。
ホローボディをもつ各ブランドの上位機種なんかはもう、でかくてでかくて、僕のクルマには積めそうにない。
それにそれらは高価!
というわけで、もっと現実的でお手頃価格のアリアのモデルを触らせてもらうことにした。
SWB-LITE SPLという比較的小さくて軽いモデル。

「アップライト、全く初めてなんですけど触らせてください。」
店員さんがチューニングし、少し弾いてから渡してくれる。
とりあえず構え方から教えてもらって、触ってみる。
ネック、これは完全に…もう丸太。
スケールも長くて、運指が辛すぎる…。
弦高も経験したことのない高さ…、それにこの強いテンション感…。
正直こんなにも「ベースギター」と違う感じだとは、思っていなかった…。
これは相当練習しないと、まともに音も出せないかもしれないなあ…。
…フレット無いし…。

初めて触る楽器を前に、目が点になっている僕を置いて、店員さんはどこかに行ってしまった。
今更こんなの買ったところで、弾けないよなあ…、でも弾いてみなけりゃわからないし、今後も気になりそうだし、でも買ってどうする?なに弾く?弾けるか?でも、でもなあ…。
善は急げというし、練習するなら早いほどいいだろうし、もう東京まで来ちゃっているんだし…。
ぶつぶつぶつぶつ。
いったんお店の外に出て、ぶつぶつ、ぶつぶつ。

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そうして、結局秋葉原から釣りの帰りのような恰好で、重ーくて長いケースを背負って、新幹線に乗って帰ってくることになった。
チョイキズ展示品ってことで、存外に安く買えてしまったので。
交換弦はいっちょまえにへフナーの交換弦でおなじみの、独ピラミッド社製の専用弦で、結構高価なのだけれど、サービスでつけてくれるってことで、かなりのお得感。

もう、フレットがないってだけでこんなにも難しいとは!
でも、練習して練習して、渋いバス弾きになっちゃうぜ。

最初に弾きたいのはコレ。
途中のアドリブはもちろん弾けっこないので、まずは繰り返しを延々と。
ポジションを腕に覚え込ませながら。

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2012/05/20

アップライトベース

僕は今、にわかに、アップライトベースに興味津津なのである。
僕はクラシックは聴かないし、ジャズもほとんど知らないし聴かない。

けれども、ComeTogetherのカバーをYouTubeで探して、一緒にベースを弾いて遊んでいたら、こんなのを見つけてしまった。

うまいし、かっこいいし、うらやましい。
これは困った。
こんなの見たら僕もやってみたくなってしまうではないか。

同じ人のをいろいろ見ていくと、好きな感じのオリジナルを発見。

いい!
いいよいいよ誰だよあんた?!

でもコントラバスはでかい。
大学の頃友達の部屋にあるのを見たけれど、部屋の隅にずっともうひとり誰か立っているかのような圧迫感があった。
で、僕とは無縁の楽器、と当時は気にもならなかった。

でもいいなあ。
こんなの弾けたらいいだろうなあ。

というわけで、エレクトリックのアップライトベースなのである。
けれども、フレットもないし、弾くスタイルがこれまでのベースと違いすぎる。
とりあえず、まずは実物を見てみようと、市内の楽器屋に繰り出すも、どこにもない。

と出だしからなかなか敷居の高そうな楽器ではあるが、弾いてみたいな、アップライトベース。

そして、忘れられないのがこのCM。

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2012/05/07

ギターズ

友達の真似をして、サイドバーにギターズをリンクしました。
僕の持っているギターたちです。
ギター以外にも楽器全般を載せていくつもりです。
興味のある人はご覧ください。

現在とりあえず以下の7本掲載しました。
随時、加筆・訂正を行っていきます。

Epiphone ES-930J
Epiphone Texan
Fender J JB62/58
Hofner 500/1 20/40
Rickenbacker 4001V63
Rickenbacker 4003
Rickenbakcer 660

http://brix.cocolog-nifty.com/photos/my_guitars/index.html

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2012/05/05

僕は頭がでかい。

春は深くなり、楽しみにしていた連休も容赦なく進んでゆく。
毎年同じように見える平凡な春を迎えても、実は身の回りには、静かにではあるが思いもかけないようなことが起こることもあり、油断はできない。
4月はそんな身の回りの状況を反芻しているうちに終わってしまった。

5月になり、暖かくなり、僕はまたひとつ歳をとった。
いい歳になっているので、帽子でも被れる人間になろうと、昨夏に700円の麦わら帽子を買い、秋にはボルサリーノの帽子を買った。
帽子を最後に被ったのはいつのことだろう。
高校のときの部活で被ったのが最後かもしれない。

そんな久々の帽子だが、髪の毛がぐちゃぐちゃでもサッと被れば外出できるという便利さから思った以上に重宝し、すっかり手放せなくなった。
秋冬っぽいボルサリーノの季節は過ぎたので、少し春っぽいのを買った。
何しろ僕は頭が大きい。
その尋常ならざる大きさゆえ、そこらへんのお店で売っているものは、見ただけで小さいのが被ってみなくてもすぐわかる。
僕の頭は並の帽子には収まらないのだ。
けれども、ボルサリーノを買ったお店はサイズが豊富で僕でも安心。
とりあえず気に入りそうなものを見つけると「これの一番大きいやつ見せてください」。
サイズ選びも簡単である。

衣替えの時期はやはり心が浮き立つもので、ジーンズも探している。
ブランドなんてどうだっていいのだが、僕の体に合うのが一番大事だ。
手持ちで一番しっくりくるのがLEEのブーツカットなので、今後はそれと決めているのだけれど、その型がどこにも売っていない。
なにやらスキニ―やらタイトストレートやらばっかりで、ブーツカット自体ほとんど売っていない。
流行ってなくてもいいから、ちょっとぐらい置いててくれてもいいのに。

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2012/02/18

4001V63ナット交換

ナットがいまいちだった僕の#4001V63。
自分で作り、交換してみる。
事前のリサーチでは、「ナットは超重要!」とか「ナット交換に失敗すると楽器が死ぬ」とかおどろおどろしい言及も見られるが、弦間と弦高が適正になればあとはいいや、くらいの軽い気持ちで取り組んでみる。

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はずしたナット。

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材料は手っ取り早く近所の楽器屋で買える、SCUDのどこにでもありそうなやつ。
幸いオリジナルとほぼ同じ厚みのがあった。
ボーンナットとあるので、おそらく牛骨だろう。

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大まかにオリジナルを鉛筆でトレースし、切り出してゆく。
はじめは糸ノコを使ったけれど、思いのほか硬く、刃が進まないので普通のノコギリに変更。
粉っぽいし、妙な独特の臭いがするし、気持ちの良い作業ではない。
ひたすら、骨を裁つ。

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おしどりミルクケーキのようになった。
やすりでおおまかに成形。

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なんとかオリジナルに近い形にまでできた。
ここまで約一時間。
とにかく、ひたすら、ひたすら、切り、削る。

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1弦と4弦を先に張り、その間を等分し、溝の位置を決める。
ナットの接着は瞬間接着剤少量でよいとされているが、つかないので強力両面テープを使用した。
その後は何度もチューニングしては弛め、チューニングしては弛めを繰り返し、弦高=溝の深さを決めてゆく。
少しずつ、少しずつやすりで削りながら。

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飽きるほどそれを繰り返し、すべての弦を張り、弦高=溝の深さも決まった。
弦は#4003の時からずっと、アーニーボールの040/060/070/095のフラットワウンド。
お手軽価格だし、希少な細いゲージのフラット弦なのでとても重宝している。

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果たして弦間は適正になって、ビビりもなくなった。
ナット交換大成功!

…こう書くと、何ともあっけない作業のように見えるけれど、この一連の作業に僕は土曜の午後と日曜の午前を費やしてしまった。
結構地味で根気のいる作業だったなあ、ナット交換は。

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