カテゴリー「02.Leica M6」の記事

2009/12/27

年末年始は楽器とともに。

84350001_640
Leica M6 /Planar T*50mmF2 /Kodak Gold100 /フランクフルト中央駅

秋から冬はほんとに早く季節が過ぎ去り、もう忘年会もクリスマスも終わってしまった。
子供の頃から思っていたが、楽しみな時期や季節は、来るぞ来るぞと思いながら楽しみにその時を待つが、いざその時が来ると、なかなかそれを実感できないままその渦中を過ごし、いつもそれが過ぎ去った時に初めてそれが終わったことを実感する。
これは、初めていく街に向かうときに、目的の街の名前を道路標識に追いながらクルマを走らせ、いよいよ近づいてきなと思った時には道路標識からはいつの間にか既にその地名が消えてしまって、いったい自分が今どこを走っているのか分からなくなることに似ている。
歴史でも森でも山でも、近すぎては、ましてその渦中にあってはなかなか実感として把握できないものだ。

…言いたいことは、あーもう年末ですね、というだけなのだけれど。

さて、今月に入って、話題のビートルズのリマスター盤のBOXセット(ステレオ盤のほう)を買ってみた。
特にいらないかな、と思っていたものの、2枚くらい持っていないアルバムがあったし、この際だからまとめて買っておこうかと。
一家に一冊広辞苑、と同じように、無くてはならないもののような気がしたので。
そしてさらに、ポールマッカートニーの『GOOD EVENING NEW YORK CITY』という最新のライヴ盤も買った。
これはアマゾンで発売前に注文したのだが、2CD+2DVDの初回限定版でお値段3,500円というお得なプライスだったので注文したのだが、発売されてみると定価は4,800円。
差額はどうなるの?請求されないの?と密かにおびえつつも、あー得したなと満足。
しかもこのバージョンはすでに品切れで、アマゾンでは定価の倍くらいの値段が付いている。

そんなこんなで、すっかり影響された僕は、来るべき新年に向け、ベースの弦を張り替え、心機一転を図ろうと計画。
僕は完全に死んでへたった弦のモヤモヤした音が好きなので、滅多に張り替えないのだけれど(ベースの弦は高いし)、次の弦は何がいいかなと考えるのもまた楽しい。
そして、長らく実家に放置してあった最初に買ったジャズベースも、オーバーホールして再生しようと決心。
帰省したついでに持ち帰り、勉強がてらばらして、自分の手で復活させようと。

年末年始は何か楽器とか、そんな大きな買い物をしたくなるけれど、もちろんそんなことは今はできないので、今年の正月休みは、弦とか、パーツとかこちょこちょ買って、楽器いじりを楽しもうと思っている。
そして、そうして迎える正月休みもきっとあっという間に過ぎ去るのだろう。

| | コメント (2)

2009/10/16

独逸阿房列車 本編1

平成21年9月18日。
ドイツ上陸の地、フランクフルトにはとりあえず1泊しただけで我々は移動を開始する。
今回の旅での移動手段はほとんど鉄道である。
切符は、ユーレイルセレクトパス。
選択した3もしくは5カ国内であればほとんどの列車を自由に乗り降りできるという便利な切符だ。
駅でいちいち切符を買う手間がないし、ちゃんとした切符を買えるか、といった不安もない。
何より、日程も大まかに決めておいて、あとはその時の気分で随時予定を変えられるというのがよい。

Img016_640_6

フランクフルト中央駅9:54発のICE529便で、今日の目的地のひとつ、ヴュルツブルグを目指す。所要時間はおよそ1時間。
席は指定席であればその区間が席ごとに電光掲示されており、それがなければ自由席というシステム。
難なく空いている席を見つけ、着席。
前の席の人が、きょろきょろしている我々を見て会釈してくれたので、念のために座ろうとしている席が自由席かどうか確認する。
革張りの広いシートだ。
女の車掌さんが検札に来て、飲み物のオーダーがあるかどうか聞いてくる。
頼めば席まで持ってきてくれるらしい。
まだそわそわとしつつ、窓の外に流れるいかにもヨーロッパといった景色を眺めているうちにあっという間にヴュルツブルグに到着してしまう。
DB(ドイツ鉄道)の誇るICEを堪能するには、1時間ではちょっと短いようだ。

L1100300_640 84360014_640_2

市街地を歩いていると、ものすごく背の高い人を発見。
道行く人々に何やら配りながら、O2という携帯ショップの宣伝をしているらしい。
彼の半分くらいの背丈の妻(予)は、子どもと思われたのか、お菓子数点と風船で作った犬を貰っていた。
僕がその様子をカシャカシャ撮っていると、のっぽさんは自分の携帯を取り出して、一緒に撮ろうと言ってくれた。
言ってくれたとは言っても、のっぽさんはドイツ語しか喋らないらしく、何を言っているのかほとんど分からなかったが、通りがかったお姉さんが英語で通訳してくれた。

その後レジデンツという司教の居城へ行き、中のミュージアムもゆっくり見る。
またしてもドイツ語ばかりで、はじめは内容がわからなかったが、どうやらいかにして大戦で破壊しつくされたヴュルツブルグの街並みが戦後、元の姿に復興してきたか、ということを特集しているらしい。
おじさんもおばさんも、若者も子供も、皆興味深そうに解説者の話に聞き入っている。

夕方近くまで滞在し、今日の宿泊地ニュルンベルグへ。
このとき乗ったICEは混んでいて、1等車の通路にも人が立っている。

84150007_640 84150001_640

ニュルンベルグのホテルは駅のすぐ傍にあり、部屋の窓からは駅の構内を見渡すことができる。
少々やかましいが、もともと鉄道が大好きな僕にとっては思いがけない好立地である。
初上陸の緊張も少しずつ解け、徐々に異国の地にも慣れてきた僕は、ここニュルンベルグに2泊し、いよいよ独逸阿房列車の旅を本格化させてゆく。

84360026_640
Leica M6 /ColorSkopar28mmF3.5 /Kodak Gold100 /ヴュルツブルグのレジデンス

| | コメント (2)

2009/09/09

今日はなにかといろいろと。

L1070198_2_640

先月末に発覚したMINIの雨漏り。
運転席側のフロアマットをめくると、じめっとしている。
じわっと水も出てくる。
これはただ事ではないと、ディーラーへ持ってゆくと、雨漏り。とのこと。
運転席側のウェザーストリップを丸ごと交換することに。
うーん。意外と早く来た雨漏り。
むしろ、まだ保証のきく今のうちだからよかったとみるべきか…。
以後、ずっと代車のデミオ生活だったが数日前に修理が完成して、今日仕事の後に取りに行った。
10日ぶりくらいに乗るMINIは、乗り始めは他人のクルマのようだったが、すぐに重いハンドルにも、マニュアルにも、ウィンカーをあげる左手にも慣れ、いつものMINIとなった。
トラブルとは呑気に付き合っていきたいが、ないに越したことはない。
そして、話の流れから貰ってきてしまったNEW Z4のカタログ。

さて、今日は世間ではいろんなことがあった模様。

先ほど、ライカM9発表(らしい)。
らしい、というのはライカのページが混んできてアクセスできないため。
フルサイズのM。
案外早く出てきたなー。
ま、早く出てこようが、遅く出てこようが、また引っ込もうが、いずれにしても買えるようなものじゃあないので、まるで対岸の火事。
現行MPもM7も、どんどん過去のものになってしまうのだろうか。

一方、ビートルズ全アルバム、リマスター盤発売。

前々から小耳にはさんではいたものの、それほど興味を持つこともなかったこの話題。
しかしそこはやはりビートルズ。
いつものように全世界一斉発売で、世間では大きなニュースにもなっているらしい。
欲しいか欲しくないかといえば、欲しい。
しかし、今のところはそれほどでもない。
1999年頃の『Yellow Submarine』の時も、はじめ聞いた時は、おーっなんてクリア!と驚いたものだけど、だんだん音質そのものはどうでもよくなってきてしまう。
大した設備もない僕の音楽鑑賞環境ではそんなものだろう。

さて、このプロモ、ジャケットが動いたり切絵風なのはアンソロジーのころから変わらない雰囲気である。
それでもやはり出来がいいのか、これまで何度も何度も数えきれないくらい聴いてきた曲が、ダイジェストで繋がっていくのを聴いているだけでも新鮮な楽しさがあって何度も見てしまう。
特にWhile My Guitarに入るところでは、思わず鳥肌が立ちそうになってしまうではないか。

さらに!
ゲーム。
数日前にネットのニュースで知ってはいたけど、映像は今日初めて見た。
たかがゲームとはいえ、侮れないぞこれは…。
その描写は非常に細かく、特に使用楽器は忠実に再現されている。
アンプはVOXからFenderへと変遷し、ジョージとポールのカジノにはビグスビーが付いていて、ジョンのにはない。
さらに、Back in the U.S.S.R.では、ジョンがFenderBassⅥを弾いているではないか!

こんなゲームが世に出るようになるとは…。
でもやっぱり楽器は弾いてこそだよなぁ…、と、自分もたいして弾けないくせに思ってしまうのは、「最新技術で誰でも簡単にビートルズ気分を満喫!」的なゲーム業界への敵愾心からだろうか。

それにしても、それにしても、ビートルズ、である。
ビートルズを知っていなければ、僕はどうなっていただろう。
幼稚園で挫折した楽器に触れることもなかっただろうし、MINIに乗ることもなかっただろう。
ファッションに興味を持つこともなかったかもしれないし、スーツを単なるユニフォームとしてしか見られなかったかもしれない。

それに、もっと勉強して頭が良くなっていたかもしれないし、もっとお金もたまっていたはずだ。
…あれ?

| | コメント (4)

2009/09/07

ほんとに?!

でるの??

M…

…9?!

http://www.leica-camera.co.jp/home/

9月9日に何が起ころうが、僕には遠い世界での出来事だけれども…。
それでも気になるフルサイズ。

| | コメント (2)

2009/08/22

ア・ニンチ

今月初め、外国で仕事をしていた兄が帰ってきたというので、兄の家に行ってきた。
兄の家に行くのは2年ぶりである。

Img011edited_640_2

前回も似たような写真を撮ったけど、ガレージでそれぞれのクルマを撮る。

Img010edited_640_2
Leica M6 /Planar T*50mmF2 /DNP CENTURIA400 /アニンチ

その日、夜は寒いくらいで体調もあまりよくなく残念だったけど、いろいろとおいしいものをごちそうになり、おもちゃをもらったりして、1泊して帰った。

帰り道は昨秋開通した、福島県の西郷村と下郷村を結ぶR289甲子道路を走り初め。
この道は、5年前に未開通であることを知らずに通ろうとして、行く手を阻まれた思い出深い道だ。
とても開通しそうにもないと思われた、深い山中のこの道路、その後も事業は着々と進み、今では立派な道が開通していた。
これまで、新潟から福島県中通り、浜通り地方へ行くおもな幹線道路は、猪苗代経由のR49しかなかったが、これでひとつ新たなルートが増えたことになる。
なんだかんだ言われることの多い道路行政だけれど、道ができるってことは単純にすごいことだと思う。

| | コメント (3)

2009/07/10

銭湯

File0003_640
Leica M6 /Planar T*50mmF2 /Kodak Gold100 /上越市直江津

もう廃業したらしき銭湯。
こげ茶色の壁に薄い水色の桟。
昭和の古い建物だけど、とってもおしゃれだ。

最近毎日があっという間に過ぎてゆく。
ほんのすこし憂鬱な月曜が来たかと思えばもう週末。
嬉しいような、あせってしまうような。

カメラと言えば、オリンパスペンのデジタルがすこし前から発売されている。
もちろん買わ(え)ないけれど、気にはなる。
懐古趣味と言われようが、もっと昔のペンのイメージを色濃く残したデザインでも良かったんじゃないかなと少々残念だ。
買わない僕には関係のないことだけど。
けれどもなぜかカタログは既に手元にあるのだ。

| | コメント (2)

2009/07/04

空と田と柱

File0002_640
Leica M6 /ColorSkopar28mmF3.5 /Kodak Gold100 /上越市内

このカラースコパー28mmをつけるとき、僕のM6の場合、構図の確認は外付けファインダーを見なければならない。
ピント合わせには当然M6本体のファインダーを覗く。
当たり前と言えばそうだが、ふたつのファインダーをあっち見たりこっち見たりしなければならないのは、慣れないとなかなか難儀だ。
けれども日中十分な明るさがあれば、このレンズの場合、f8くらいまで絞っておけば、1.5m以上はほぼパンフォーカスで撮れるので、ピント合わせをほとんど気にしないで撮ることができ、ほぼ「写るんです」状態。
そのような条件ならば、露出もたまに計るくらいで十分だろう。最近はネガがほとんどだし。

さてこのレンズ、周辺は暗くなって、流れるような感じになるけど、レンズ自体はとても小さく、軽快に持ち歩くにはもってこいだ。
外付けファインダーから覗いた夏はとても広々としていて気持ちが良い。

| | コメント (2)

2009/06/10

M6戻る。

L1090513_640

調整に出していたM6が3週間ぶりに戻ってきた。
早速オアズケ状態のカラースコパー28mmをつけてみる。
僕のM6はファインダー倍率0.72なので、28mmのフレームはファインダー目一杯に広がり、ファインダーを覗き込むようにしないと28mm枠の全体像が把握できない。
どうせレンジファインダーだし、28mmなんてそれほど厳密はフレーミングは不要だといえば不要なのだが、やはり気持ちがあまりよくない。
そこで、コシナの外付ファインダーも用意した。

…と、こう書くといかにも必要に迫られてファインダーを買いました、という風だが、本音を書くと、その見た目が格好良くて買いました!とほぼ言い換えられることは否定できない。
僕はストイックに写真を追求してますっ!というのではないから、見た目は重要なのだ。
モノとしてのカメラにも魅かれているから、わざわざライカなんて使っているのだ。
全国の真面目に写真やってる人、本気でライカで写真撮ってる人、スミマセン。
ま、別に僕とてふざけてやってるつもりはないのだけれど。

さて、ひと通り言い訳を済ませたところで、やはりいい感じである。
まず、レンズはとてもコンパクトで、50mmのプラナーのような重々しさが全くない。
プラナーも一眼レフのレンズに比べれば十分コンパクトだが、カラースコパーをつけたM6は、ほんとひと昔の「コンパクトカメラ」そのものだ。
ファインダーを外付けした分、縦に大きくなったが、このくらいどうということはない。

L1090519_640

そして、外付ファインダーの「見え」は素晴らしく明るく鮮明で、覗いた時の気持ちよさはM6のファインダーをはるかに凌ぐ。
F11くらいまで絞って、ピント合わせなど考えずに、視力の落ちた裸眼に新品のコンタクトレンズを装着したような気分でサクサクスナップしていくのは、一体どれだけ清清しいだろうかと思う。
外付ファインダーの色はブラックペイントかシルバーかだいぶ迷ったが、ボディに合わせてシルバーにして正解だったようだ。
レンズもファインダーも、ボディとの違和感がなく、重厚な雰囲気で調和している。
こんないいレンズやアクセサリーを安価で供給してくれるコシナはやはりエライ。
コシナさんありがとう!ツァイスイコン売ってごめんなさい。

これは実写が楽しみで仕方がない。

| | コメント (6)

2009/06/02

萬代橋周辺

File0003_640
Leica M6 /Planar T*50mmF2 /DNP CENTURIA100 /新潟市内

春先に新潟市内を一人で半日かけて、じーっくり散歩した時に撮ったもの。
一口に新潟市内と言っても、今ではとてつもなく広くなってしまった新潟市なのだが、この辺りは僕の好きな場所のひとつ。
この日は暖かく散歩日和で、たくさんの人たちが思い思いに散歩していた。
M5らしきカメラを手にした人もいて、犬の散歩をしていた人に声をかけてスナップしていたのも見かけた。

やっぱり歩くのはいいもんだ。
この週末には、直江津周辺でいい感じの場所を新たに発見。
手元にM6が帰ってくるのを一日千秋の思いで待ちわびる。

| | コメント (2)

2009/05/24

フォクトレンダー COLOR-SKOPAR 28mm F3.5

L1090500_640_6

気がつけば5月も残すところあと1週間。
連休明けからはなんとなく日々が過ぎてしまい、今日となってしまった。
毎日はそれぞれちゃんとやっているんだけれど、その間何か変化はあったか、何かの成果は得られたかと問われればこれといってない。
仔細に見れば、いいこと悪いこと、嫌なこと面倒なことなどいろいろなくはないが、よく言えば平和に穏やかに、悪く言えば漫然と日々は過ぎていく。
とりあえず、そんな我が30代の始まりである。

さて、あれこれ物議を醸した定額給付金は、貰えばやはり嬉しいもので、こんな金があるのなら将来に回せ、俺は返上する、とは残念ながらならない。
庶民はたくましくあらねばならない。
そうして、給付金と残業代がレンズに化けた。

口実はある。
僕は今年、重要な旅行を控えていて、それに持参するレンズが手持ちのPlanar50㎜一本のみでは少し心許なかったのだ。
50㎜一本のみを持参し、全て50㎜で撮りきることができればとてもクールで天晴れだけど、残念ながら僕にはそんな勇気も腕もない。
そこで、50㎜と組み合わせるレンズを物色していたところ、既に生産終了となっているこれが、在庫が邪魔になったのか定価の半額ほどで投げ売られていた。

L1090505_640_3   

ほんとは35㎜が欲しくて、明るくて小さいNOKTON classic 35㎜ F1.4を狙っていたのだけど、給付金と残業代程度では到底買えないのであきらめ、安くて評判の良いこのレンズがなくなってしまう前にと、急遽購入。
これは比較的暗いレンズだけれど、28㎜じゃあボケをいかしてどうのこうのということもないから、日中はある程度絞っておいて常用していれば、いつでもとっさにシャッターを切れる(はず)。
とても小さいながらもずっしりとした真鍮製の本体は、質感も申し分なく、これよりずっと高かったPlanar 50mmよりもはるかに雰囲気がある。
ご丁寧にレンズキャップまで金属製だ。
安くてしっかりした造りのコシナ製フォクトレンダーは僕らの見方!

さあこれで28mmと50㎜が揃い、旅行にはM6一台だけでD-LUX3はもういらない!かな?
でもやっぱり心配だからいるかな…?

ところで、一刻も早くM6にこれをつけて撮りに出かけたいところだけど、実は諸事情により今手元にM6はなく、レンズを買ってもただ眺めるだけという、なんとも間の抜けたオアズケ状態となっているのである。

| | コメント (2)

より以前の記事一覧